2011年5月29日から2011年6月4日

6月1日(水)
 雨 【第1子、第2子 49日齢、第3子 48日齢、第4子 47日齢】

みぃさま撮影。ゴルフ場の支柱の幼鳥。 みぃさま撮影。ホテル屋上の幼鳥。

ホテル屋上の手すりに留まって得意そうな幼鳥。 そらちゃん。

● 5:00 ゴルフ場海側1番端のネットにそらちゃん,そのネットの一番左端支柱上にきららがごはんを食べていました.(Mi)

● 5:30 雨がポツポツし始めました.きらら・そらちゃんはそのままゴルフ場にいます.和歌山側山角に1羽いるようで,尾羽が見えます.(Mi)

● 6:33 幼鳥一羽がマンション側屋上の煙突前でごはんを食べています.(Mi)

● 6:02 屋上に2羽、ゴルフ場支柱に1羽確認誰かわかりません。(Ma)

● 6:12 ホテルから3羽飛んでゴルフ場から2羽加わって、5羽でモビングして、5羽ゴルフ支柱と網に止まりました。誰かわかりません。(Ma)

● 6:15 天候は小雨が降ったり止んだりしています。(Ma)

● 6:23 ゴルフ場から3羽ホテルに戻って来て、1羽は18階手摺り、2羽は屋上に止まりました。(Ma)

● 7:15 屋上の1羽はまだ同じ場所にいます.ゴルフ場1羽は,さっききららがいた場所にいます.(Mi)

● 7:19 18階手摺りの子が飛んで海の方へ行きました。 5羽同時に確認出来ているので、幼鳥4羽は大丈夫だと思います。 雨がきつくなって来たので屋内待避します。 さっきの巣階手すりは、きららのようです。(Ma)

● 7:19 そらちゃんが巣階手すりに。どちらも見守りカメラに写る位置です。(Ma)

● 7:33 センタービル11階に移動しました。屋上に1羽います。(Ma)

● 8:38 現在、ホテル屋上海側手摺りにそらちゃん、屋上山側に幼鳥3羽、18階手摺りにきららがいます。幼鳥4羽揃ってくれません。(Ma)

● 9:08 手すりにきらら。(Ma)

● 10:41 今そらちゃんホテル屋上海側手摺り、きららが18階手摺り、幼鳥4羽とも多分屋上で、1時間ほど動きなしです。(Ma)

● 11:20 手すりのきらら飛ぶ。幼鳥は、山側ロゴに1羽、山側屋上に1羽、海側屋上に2羽の4羽です。そらちゃんは屋上海側手すりです。(Ma)

● 12:30 11階から観察していると、幼鳥2羽がホテルの周りを飛びながらもビングしていました。(隊)

● 12:30 センタービルの横の駐車場からホテル屋上を見上げていると、何羽かの幼鳥が 飛んでいますが、全体が見えないので、何羽なのは判別できません。そのうち1羽が和歌山側海側の手すりに留まりました。そのあと、そらちゃんが大阪側海側の手すりに留まりました。(隊)

 

残念ながら悲しいお知らせです。 本日午後、幼鳥1羽が高速道路の本線に落ち車に轢かれて死亡しました。
今日は、午前中及び午後一番には4羽の幼鳥を確認していたのですが、14:30ころ特Aさんから連絡があり、
1羽がいない。高速道路本線にハヤブサの死体らしきものが見える、とのことでした。

PAのコンセルジュさんに連絡して高速道路のパトロールの方に出動していただき、その亡骸を回収していただきました。
私とAIさん、それから特別見守り隊と一緒に確認しましたが、明らかに幼鳥の遺体でした。
遺体は何度も車に轢かれて原型を留めておりませんでしたが、黄色い足と、羽でハヤブサとわかりました。

高速道路のパトロール隊が到着するまでPAで待っていましたが、その間、そらちゃんが何度も何度もその遺体の上を低空飛行して、 まだ、諦めきれないでいるようでした。
幼鳥が道路に落ちるところを誰も見ていませんでしたので、原因は不明ですが、幼鳥の遺体の約10m和歌山側の道路にレースバトの遺体も落ちており、その遺体をめぐるそらちゃんと幼鳥のやり取りがあり、何らの拍子に幼鳥が道路に落ちたのではないかと想像します。

残念ですが、残りの3羽が無事に成長することを祈ります。

今回の事故で、阪神高速道路のコンセルジュさんたち、および高速道路のパトロールの方々に大変お世話になりました。
高速パトロール隊の方々と処理が終了したのは17:00をまわってしまいました。(隊)

 

● 手すりにきららやそらちゃんが交代で何度も来ました。高速パトロール隊のサイレンの音も見守りカメラから聞こえていました。きららは小さい悲しそうな声でキィー、 キィー、と鳴いていました。可哀想で仕方がありませんでしした。 きららは19:04 飛びました。(Cam)

 

 

本日の見守り隊:特別見守り隊4人組さま、みぃさま、AIさま、まっちゃんさま、隊長さま

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昨日、雨続きの中の久しぶりの晴れ間の中、幼鳥たちはモビングし合いながら、海の上をびっくりするくらい高く・遠くまで飛んでいました。その姿はとても頼もしく、巣立ち後ずっとハラハラだったのが、「みんなこんなに立派に飛べるようになったんだなぁ!!」 と、うるうるしながら眺めていました。それが、こんな事になってしまい、驚きと悲しみでいっぱいです。

私が毎日観察を始めた2007年も、2羽のうち1羽は巣立ち直後にビルの壁面に衝突して死亡しましたが、無事に成長していたもう1羽も、ある日忽然と姿を消しました。いずみちゃんの尋常でない様子から、その幼鳥も死亡したと思われますが、最後に見たのはその前日の雨の日。「雨の中でも、もうこんなに上手にアンテナにも留まれるようになったんだなぁ」と関心していた矢先の事でした。


今日亡くなった幼鳥も、心配だった台風による強い雨風を耐え抜いて、観察者の誰もが、もうこれでひと安心と思っていたところだったので、ショックが大きいです。

でも、巣立つ前のヒナのうちに弱って死んでしまったり、巣立ちと同時に死んでしまう子もいる中、この子は無事に巣立ちました。そして、親とわからないくらい悠々と立派に、”ハヤブサ”として空を舞っていました。短い命でしたが、苦しんだり空腹で亡くなったのではなく、やんちゃに飛びまわって楽しみの中で一瞬に死んだのだ!と思っています。

あとの3羽にも、これからたくさんの試練が待っているでしょうが、どうか無事に立派な成鳥になって欲しいと願ってやみません。

やませみねこ

6月1日(水)
 【第1子、第2子 49日齢、第3子 48日齢、第4子 47日齢】
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